支払う介護保険料は生涯の総額で数百万円?
皆さんは生涯でどのくらいの介護保険料を支払うことになるでしょうか?
支払方法は給与や公的年金からの天引きで支払いを行っているので、ほとんどの方が年間でいくら位、生涯で総額いくら位支払うことになるかわからないと思います。
厚生労働省の資料により令和5年の保険料もとに平均値で計算すると次のようになります。
生涯で支払う介護保険料の合計額の目安(平均)は 337万円
ご自身はもちろん、親の介護をされている”ビジネスケアラー(仕事と介護の両立をしている人)”は、これだけの介護保険料を皆さんが個人個人で支払っているので、介護保険制度を理解して、親の介護にあたっては、介護保険制度を有効に活用することが、少しでも介護負担を軽減することが重要です。
(計算の内訳)
40~64歳 6,216円×12か月×25年間 ≒ 186.5万円(年間約7.5万円)
65~85歳 6,014円×12か月×21年間 ≒ 151.5万円(年間約7.2万円)
*厚生労働省による「令和5年簡易生命表」によると65 歳における平均余命は男 19.52 年、女 24.38 年をもとに計算上の65歳の余命を20年(80歳)と想定
40~64歳の人の毎年の介護保険料
令和5年度の保険料見込額は6,216円となりましたが、この金額は制度の創設時と比べて約3倍となっています。
65歳以上の人の毎年の保険料
介護保険制度の創設時では全国平均保険料は1人当たり月額2,911円 (基準額の全国加重平均) でしたが、令和5年度は6,014円と負担が増え続けています。
(参考)
介護保険料の決定方法の概要や徴収方法は、年齢によって次の2つに分けられます。
40~64歳 6,216円×12か月×25年間 ≒ 186.5万円(年間約7.5万円)
65~85歳 6,014円×12か月×21年間 ≒ 151.5万円(年間約7.2万円)
*厚生労働省による「令和5年簡易生命表」によると65 歳における平均余命は男 19.52 年、女 24.38 年をもとに計算上の65歳の余命を20年(80歳)と想定
40~64歳の人の毎年の介護保険料
令和5年度の保険料見込額は6,216円となりましたが、この金額は制度の創設時と比べて約3倍となっています。
65歳以上の人の毎年の保険料
介護保険制度の創設時では全国平均保険料は1人当たり月額2,911円 (基準額の全国加重平均) でしたが、令和5年度は6,014円と負担が増え続けています。
(参考)
介護保険料の決定方法の概要や徴収方法は、年齢によって次の2つに分けられます。
1.第1号被保険者(65歳以上の人)
保険者本人や世帯の収入、合計所得などによっていくつかの所得段階を設定し、市区町村によって保険料を計算しています。
支払期間は終身(一生涯)、支払方法は年金受給額が年間で18万円以上の場合は「特別徴収」となり、公的年金から自動的に差し引かれます。年金受給額が年間で18万円未満の場合は普通徴収になり、口座振替もしくは役所から送付される納付書を使って役所や銀行、コンビニなどで支払うことになります。
支払期間は終身(一生涯)、支払方法は年金受給額が年間で18万円以上の場合は「特別徴収」となり、公的年金から自動的に差し引かれます。年金受給額が年間で18万円未満の場合は普通徴収になり、口座振替もしくは役所から送付される納付書を使って役所や銀行、コンビニなどで支払うことになります。
2.第2号被保険者(40~64歳の人)
保険料は毎年国が定めます、医療保険料と一緒に徴収します。
サラリーマンなど健康保険組合に加入している人は健康保険組合に支払う保険料を給与から天引き、自営業者など国民健康保険に加入している人は、国民健康保険料の中に介護納付金分が含まれています。
サラリーマンなど健康保険組合に加入している人は健康保険組合に支払う保険料を給与から天引き、自営業者など国民健康保険に加入している人は、国民健康保険料の中に介護納付金分が含まれています。